当部門では、燃料を効率よく使うことができる「コージェネレーション設備」や環境負荷の低い都市ガスや天然ガスへの「燃料転換」、都市ガス導管が敷設されていない地域に於いての「LNGサテライト設備の導入」など、ビルや工場などエネルギーを大量に消費するお客様に対して、エネルギーコスト削減、温室効果ガス排出量削減など環境経営の改善を、工事を通じてサポートしています。
コージェネレーション設備
LNGサテライト設備
都市ガスの主原料でもある天然ガスは、成分のほとんどがCH4(メタン)でできており、不純物をほとんど含まないクリーンなエネルギーであると言われております。燃焼時に、温室効果ガスの一つといわれるCO₂(二酸化炭素)の発生量が少ないのが特長です。さらに、酸性雨や大気汚染の原因とされるNOx(窒素酸化物)の発生量も少なく、またSOx(硫黄酸化物)が発生しない、環境特性に優れた理想的なエネルギーです。
そんな天然ガスですが、消費量のほとんどを輸入によって賄っています。輸送・運搬・貯蔵の際には「体積が気体時の600分の1になる」という特性を活かし、液化された状態で行われます。これがLiquefied Natural Gas(液化天然ガス)であり、略称としてLNGと呼ばれます。この液化の過程で更に不純物が取り除かれ、更にクリーンなエネルギー原料となるのです。
LNGサテライト設備とは、都市ガス導管が敷設されていない地において天然ガスを利用するために設置する貯槽や気化器などの設備です。当社では基礎工事、据付、配管工事も一式で行います。
コージェネレーション設備とは、天然ガス等の燃料を燃焼させ発電機によって発電するとともに、発生した熱を温水や蒸気などへ利用することによりエネルギーを有効に利用することができる設備です。電気代の削減などコスト面、CO2排出量削減など環境面に非常に優れたシステムです。
また、燃料がある限り電力を供給できるので、BCP対策として導入する企業も増えています。
当部門では、コージェネレーション設備の設計・製作・据付工事を行っています。